ちょこちょこ…と。(2020・10・23)
- Ayako
- 2020年10月23日
- 読了時間: 2分

言葉の見え方について書きます。
言葉は人にとって潜在下にあるもの、想像が伴ったり、視覚感覚の中に感じられるように表現されているものも、世の中には気づかない中にもあるかと思います。私の感じ方と似ている方ですと、言葉の見え方が深くなることによって、人の深い内面を見るような感覚になられる方いるかもしれません。
例えば、光と闇という言葉があります。この前書いた鏡のことに置き換えて眺めていると、光を映せば光が映り、闇を映せば闇が映ります。言葉の概念や法則の中には光があれば闇があるという表現もあるかと思います。そのことを実際によく見つめてみると、光が入らない暗い部屋にいれば暗さだけの中にいることになります。そこに人が明かりを灯すか、外の光を入れたりを行えば、その働きによって光が初めて現れます。その時に、どんな見え方を選べるのが人の心で、暗さだけを見ることも、両方であっても、光だけを見つめることも出来ます。また選べるものが他にもあるとわかれば、部屋の外の風景を眺めるを見ることもできます。それは、人が同じ環境の中にいて、たとえ広く見ているような感覚があっても、見えている一部分を抜き出して眺めていることに気づきます。カメラで言えばズームアップすることを自然としている感覚です。私はその焦点の合わせる部分を大切に思っています。
色んな色の食器がたくさんある時、その中に自分のとても好きな色があったら、すべてを見ることも、人はその好きな色のものだけに焦点を合わせられます。一つのものだと、おそらくそれを見ますが、そこに一つあるからそこを見つめるだけでなく、その部分が大切に感じることに気づき見つめてゆく、言葉を見つめる時もそんなふうに思っています。
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