ちょこちょこ…と。（２０２０・１２・１２）

趣味についてまた書きます。

趣味は前回いくつかあると書きましたが、それは、日常で好んで行っている色んなことがある中で、特に、好きと思えるということを趣味というふうに、私は思っています。趣味の概念も人によって色んな感覚がありますので私は言葉として趣味という枠を作ることと作らない両方を感じることもきっと好きなのだと思います。

そんな中に、手紙を書くということがあるのですが、今年は友人と会えないことで、手紙を書いたり、送っていただいたり、そういったことは、趣味とは言えなくても、半分は自分にとっての趣味みたいなものかなと思えています。創作の好きな友人もいたり、そういった方からお手紙をいただいて、作ることへの楽しい気持ちなども書いてあったりすると心が元気になれます。部屋の中で小さな風景を作る時に、自分の心に感じられるところに、風景としても置くことで温かな気持ちになれます。

教室に通うお子さんからも、卒業される時によくお手紙をいただくのですが、一文字ごと、内容も、一生懸命書いたということが伝わってきます。こういったことも、今年だから、あらためて、手紙というものの良さ、その人が書いたから伝わってくる温かさなど、深く思い出せました。

以前、愛情について書きましたが、人の愛情を形にすること中の一つに手紙というものを、私は思い浮かびます。手紙の内容は、その時々で、色んな内容を書くことが出来ますが、人から人への愛情を言葉にしたものは、自然とその人らしい形になると思っています。

言葉を多くの感覚で学べる中で新しい感覚を見つけながら、手紙が届く時にも自分らしい心が出せるような手紙を書いて、贈ることが出来たらいいなと思います。